日本無線株式会社 三鷹製作所 真空管 産業技術史資料














































クライストロン (空胴内蔵全金属反射型クライストロン) 7V26L

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1957 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | レーダーに用いられるマイクロ波管の生産については、1952年、通商産業省から補助金(工業化試験)が交付され、飛躍的発展を遂げることができた。1955年には、その技術成果に対し、第2回日本工業技術展にて工業技術院長賞を受賞した。このクライストロンは空胴内蔵全金属反射型クライストロンで、測定用等に使用された。波長 6,500 - 6,950 MHz、出力 40 mW |
| 資料公開状況 | 非公開 |
計数放電管(デカトロン) DK17

受信管 (海軍型検波電球) C3

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1920 |
| 種類 | 設計図・文献 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 海軍型検波増音電球として、海軍の要求により、開発したもので、写真はその構造を示す「海軍型検波電球」図面である。この頃、海軍では真空管を電球と呼んでいた。排気は拡散ポンプを用いたハードバルブであった。高真空度三極管で、陽極電圧 60 - 100 V、フィラメント電圧 6 V、フィラメント電流 0.9 A |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (送信用真空球) TR VI

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1923 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1921年、日本無線電信電話(株)初の入力 10 Wの送信用真空球、TR Iが完成した。その後、工場を整備し、入力 100 WのTR V、入力 250 WのTR VI等の送信管シリーズの開発と生産体制が整えられた。この送信用真空球TR VIは陽極、グリッド共純モリブデンが使用されている空冷三極管である。逓信省の済州島向け送信機等に使用された。陽極電圧 3kV、陽極電流 84 mA、陰極電圧 13 V、陰極電流 4 A、増幅率 60 |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (ラジオ受信用三極管) C7,C4C、C4D

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1924 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1924年、ラジオ放送開始を目前に控え、ラジオ受信機用に販売されたもので、写真左から、検波用 C7、低周波増幅用 C4C、高周波増幅・発振用 C4Dの各受信管である。当時のカタログには、"感度優良にして長時日使用しうるは、欧米各国のものに比するも多くその例を見ざるところなり"とある。この頃の受信管製造技術上の問題点は、フィラメントの断線対策、エミッションの減退防止、効率の良い陰極材料の開発などであった。陽極電圧 40 - 80 V、フィラメント電圧 6 V、相互コンダクタンス 195 - 290 μS (C4C,C4D) |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (空冷三極管) U242Tg

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1935 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 超短波真空管の研究を進めて行く中で、1935年、この3極真空管が開発された。波長は3.5mで出力は300Wである。これを用いて、超短波治療器"Aloka"が完成した。当時は超短波・高出力を発生する機器はなかったので、医学界に大きな反響を呼び、大きな売れ行きを見せた。製品カタログには、"超短波発振、及び増幅用三極真空管にして、陰極にタングステン繊條を用い、陽極及び格子は管腹に対して導出したものである。電極の加熱に対して安全なるよう特殊の構造を施したるを以て超短波治療機械は電気メスなどの如く出力回路の電気的状態が常に一定ならず刻々調整を要し為に電極に加熱される機会多きものに特に賞用される。”とある。陽極電圧4kV、許容陽極損失500W、相互コンダクタンス4.5mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (バルクハウゼン・クルツ振動管) US80B

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1935 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1931年以来、マイクロ波真空管の研究を進め、1935年に完成したものがこの波長 65 cm、出力 8 Wの、いわゆるBK振動管である。当時としては、画期的なマイクロ波真空管であり、世界的な記録として、学会から賞賛された。東京工業大学が大岡山-筑波山間 80 kmの遠距離通信実験に成功した際の送信機にも使われた。格子電圧 400 V、格子電流 250 mA、格子入力 100 W |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (8分割橘型陽極マグネトロン) M2

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1937 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)ではバルクハウゼン・クルツ振動管研究の後、マグネトロンの研究を続け、当初は2分割陽極磁電管及び4分割対称直結マグネトロンの研究を行った。その中から、波長 30 cmで出力 10 Wのもの、波長 1.8 mで出力 700 Wのものなど多数が試作された。この8分割橘型陽極のM2マグネトロンは波長 20 cm、出力 5 Wのもので、当時、優秀な研究業績として評価された。 |
| 資料公開状況 | 公開 |
仙台放電管 (A型仙台放電管) WK230Z

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1938 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1938年、東北大学渡辺寧教授の指導により、日本無線(株)はA型仙台放電管(センダイトロン)を完成させた。この放電管の点弧は高電界電子放射を用い、必要な都度陰極点弧を発生させて動作させる水銀陰極放電管で、点弧電力の少ないことが特徴である。黒鉛陽極、水銀溜陰極、それに点弧極を設けている。また、陽極表面をアマルガム状とし、逆弧が確実に起こるようにして、整流性の無いものとしている。魚群探知器のトランスジューサーの電流制御等に使用された。最大尖頭陽極電圧 1,000 V、陽極電流 (瞬間)1,500 A、(連続) |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (空冷五極管) P256

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1939 |
| 種類 | |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ドイツ、テレフンケン社より導入を行って完成した空冷五極管である。制御格子が真空管の上部と下部に引き出され、小型化され、且つ、制御変調特性が良く、陽極から制御格子への反結合が極めて少なく、高い周波数帯域でも安定な動作が得られた。陽極、他には新材料のジルコニュームの粉末が塗布されており、超寿命化に貢献した。陽極失損420W、出力600W、最高周波数30MHz、陽極電流0.5A、相互コンダクタンス4.5mS |
| 資料公開状況 | 公開 |
マグネトロン (水冷式空胴型マグネトロン) M3

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1939 |
| 種類 | 試作品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1939年、銅の厚板を打ち抜いて8分割橘型陽極を作ることを考案し、当時としては驚異的な波長 10 cm、連続出力 500 Wの水冷式空胴型マグネトロンM3を完成した。これが戦時中、海軍のレーダーに実用化された空胴型マグネトロンM312の前身であった。当時世界に類を見ない大出力のものであったと云われている。陽極電圧 6 - 7.5 kV、陽極電流 230 - 250 mA、磁界 680 - 750 G |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (水冷式空胴型マグネトロン) M312

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1939 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1939年、銅の厚板を打ち抜いて陽極を作ることを考案し、当時としては驚異的な波長10 cm、連続出力 500 Wの水冷式空胴型マグネトロンM3を完成させた。これにベースなどを付けたものをM312と呼び、最初の実用マグネトロンとして、太平洋戦争中、見張り用レーダに使用された。尖頭出力 6.6 kW、波長 9.875 cm、磁界 1,000 G |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (航空機用万能五極管) FM2A05A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1941 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 第二次大戦中、海軍の航空機用無線機の万能五極管として量産されたボタンステム型のもので、独国テレフンケン社のNF-2に近い構造を持ち、機械的にも頑丈で、航空機用無線機に利用された優秀な性能を持った真空管であった。その製造には高度の生産技術を要し、そのため多数の技術者や工員が動員された。管は、ボタンステムとガスバルブを封着し、これにアルミニュームのシールド缶を被せたもので、ガラスバルブとシールド缶との間には緩衝用のゴム環をはめてある。また、シールド缶には再利用が効くよう本体にねじ止めがしてある。陽極電圧 250V,陽極電流3.3mA、カソード電流0.21A、相互コンダクタンス3mS,最高周波数50MHz |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (空冷五極管) P112

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1941 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 超短波領域まで使用できる空冷五極管である。ボタンステムで、陽極と制御格子の引き出しを管の頂部に設け、他の抑制格子、遮蔽格子、制御格子、陰極の導線をベースに設けている。中和のための装置が不要となり、変調度の深い無歪み変調が可能であった。陽極損失 12 W、陽極電圧 500 V、最高周波数 30 MHz、相互コンダクタンス 2 mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (局部発振用パルスマグネトロン) M60

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1941 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 2号2型電波探信儀(レーダー)用として、送信マグネトロンM312と組み合わせ、局部発振に用いられた受信用小形マグネトロンである。外部磁石を小形にするため、偏平なガラス管球が用いられている。そのレーダーは、水上見張り及び射撃照準用として艦船及び潜水艦に搭載され実戦に初めて加わった。8分割橘型陽極構造、尖頭出力 50 mW、波長 9.875 cm、陽極電圧 200 - 240 V、陽極電流 4 mA、磁界 700 G |
| 資料公開状況 | 公開 |
送信管 (空冷三極管) S110X

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1942 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線電信電話株式会社(現 日本無線株式会社) |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 酸化物被膜直熱型陰極を採用している空冷三極管である。陽極電圧 400 V、陽極損失 28 W、相互コンダクタンス 4.5 mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (空冷式マグネトロン) M314

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1943 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 機上用レーダー51号電波探信儀に使用された空冷式マグネトロンで、1943年の初め、空胴磁電管M312の8分割橘型陽極を採用した試作品が完成した。波長 10 cm、尖頭出力 72 kWで酸化物陰極を使用している。 |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (局部発振用パルスマグネトロン) M60A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1944 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 2号2型電波探信儀(レーダー)に用いられた局部発振用マグネトロンM60の改良型で、特に周波数安定度を向上させたものである。本体は8分割橘型陽極のマグネトロンで、偏平なガラス管構造であるが、それを金属管に封入し、写真のように電磁石装置に挿入する構造としている。波長 9.875 cm、尖頭出力 50 mW |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (水冷式空胴型マグネトロン) M312A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1945 |
| 種類 | 試作品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 水冷式空胴マグネトロンM312の改良型で周波数補正用電極を内蔵した可変周波数型マグネトロンである。陽極に近接して円板を設け、管壁に直角に周波数可変用の側板位置調整装置の端子が引き出されている。補正電極を1 mm移動させると発振周波数が約 1 %変化する。旧海軍に対し、これをレーダーに使用することを提案したが、取扱いが複雑になると言うことで採用されなかった。8分割橘型陽極構造、中心波長:9.894 cm |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (ラジオ受信機用Nシリーズ受信管) N-051、N-052、N-231、N-361、N-021

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1946 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 戦時中、航空機用無線機の万能管として量産していたボタンステム型のFM2A05Aを基に改良し、トランスレスラジオ受信機用に製造した"Nシリーズ"受信管である。特徴は、カソード電圧を12.6V、小形で、オクタルベースを採用し、ボタン状ステムを使用、高増幅率管にはシールドケースを被していることであった。ラジオ受信機に広く使用された。写真左より、高周波・中間周波増幅用5極管 N-051(12G-R4)、電力増幅用5極管 N-052、検波増幅用双2極3極管 N-231、周波数変換用3極6極混合管 N-361、両波整流双2極管N-021 |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (空冷五極管) P250A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1948 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 小型であり、抑制格子変調特性が良く、高い周波数領域でも安定して動作する空冷五極管である。陽極や各格子電極にジルコニューム粉末を吹き付けて、使用中に放出されるガスを吸着させ、高真空度に保持することに成功したもので、動作時の温度は 600 ℃に設計されている。前身であるP250は出力 600 Wの送信5極管であったが、このP250Aは最大陽極電圧を 3 kVとし、陽極出力 1kWのものに改善してあるとともに、耐震構造を改良したものである。グリッドとプレートが陰極を中心に同軸上に配置されたラジアルビーム管(円形ビーム管(円形ビーム管)となっている。陽極損失420W、出力1kw、最高周波数25MHz、陽極電圧3kV、陽極電流0.48A、相互コンダクタンス8mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (空冷五極管) P256A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1948 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 戦後我が国の送信用5極管として、船舶用をはじめ、陸上用の送信機に大量に使用されたボタンステム型空冷五極管である。陽極損失 420 W、出力 600 W、最高周波数 30 MHz、陽極電圧 2.5 kV、陽極電流 0.5 A、相互コンダクタンス 5.5 mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (多重通信用パルスマグネトロン) M112

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1948 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1949年、わが国初のマイクロ波による多重無線通信の実験が逓信省神代分室と双子山間で行われ、無事成功した。このPPM-AM方式によるマイクロ波多重無線通信装置に使用されたのがこのガラス封止パルスマグネトロンM112である。磁界がソレノイド型の外部電磁石により与えられ、陰極はトリウムタングステンの直熱型で、8分割橘型陽極を採用している。周波数 2,450 - 2,700 MHz、尖頭出力 120 W、磁界1,000 G |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (シャープカットオフ五極管) 6SJ7-GT

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)では、1948年、GT管の試作に着手し、翌年6SJ7、6SA7、6SD7などGT管シリーズを完成、量産した。これはその中のシャーピカットオフ五極管6SJ7である。ラジオ受信機等の高周波増幅、低周波増幅、検波等に使用され、検波に使用した場合、比較的微弱な入力信号で大きな検波出力が得られた。陽極電圧 250 V、陽極電流 3 mA、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.3 A、相互コンダクタンス 1.65 mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (周波数変換用七極管) 6SA7-GT

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)では、1948年、GT管の試作に着手し、翌年6SJ7、6SA7、6SD7などGT管シリーズを完成、量産した。これはその中の周波数変換用七極管6SA7である。ラジオ受信機等の周波数変換用に使用された。リモートカットオフ特性を有しており、AVCを加えた場合、比較的大きな入力でも、混変調歪みが少なく、また発振周波数が安定しているので、全波受信機に適している。陽極電圧 250 V、陽極電流 3.5 mA、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.3 A、変換コンダクタンス 450 μS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (セミリモートカットオフ五極管) 6SD7-GT

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)では、1948年、GT管の試作に着手し、翌年6SJ7、6SA7、6SD7などGT管シリーズを完成、量産した。これはその中の高周波可変増幅・中間周波増幅用セミリモートカットオフ五極管6SD7である。AVCを使用するラジオ受信機、通信用受信機等に使われた。比較的大きな入力信号でも混変調歪みが少なく、第3グリッドと陰極が別々に引き出してあるので、第3グリッドをアースすることにより安定した動作が得られた。陽極電圧 250 V、陽極電流 6.0 mA、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.45A、相互コンダクタンス4.1mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (全波整流用双二極管) 5Y3-GT

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)では、1948年、GT管の試作に着手し、翌年6SJ7、6SA7、6SD7などGT管シリーズを完成、量産した。これはその中の全波整流双二極管5Y3-GTである。フィラメント形全波高真空整流管で、中程度の電流を必要とする交流式受信機などの電源用として設計されている。陽極電圧 1,400 V、陽極電流 440 mA、カソード電圧 5 V、カソード電流 2 A |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (全波整流用双二極管) KX-80

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 1948年、市場においては、ST管に対する要求も依然多いことから、日本無線(株)では6WC5、UZ42、UZ6C6、KX80なども製造をすることとした。これはその中の全波整流双二極管KX80である。5球スーパーヘテロダイン方式のラジオ受信機などに使われた代表的な全波整流管であった。陽極電圧 400 V、陽極電流 110 mA、カソード電圧 5.0 V、カソード電流 2.0 A |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (低周波電力増幅用ビーム五極管) 6V6-GT

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1949 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 日本無線(株)では、1948年、GT管の試作に着手し、翌年6SJ7、6SA7、6SD7などGT管シリーズを完成、量産した。これはその中の電力増幅用ビーム管6V6である。家庭用又は自動車用受信機の終段管として使用する目的で設計された。特に、高能率、高電力感度を有し、出力管としてシングル、又はプッシュプルで使用された。陽極電圧 250 V、陽極電流 45 mA、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.45 A、相互コンダクタンス 4 mS |
| 資料公開状況 | 非公開 |
送信管 (パルス用四極管) 3F51

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1952 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | PTMマイクロ波多重無線通信用パルス変調管として設計された空冷四極管である。構造は傍熱型酸化物陰極を有する空間電荷四極管で、陽極はモリブデンジルコニューム板を使用している。陽極損失 70 W、陽極電圧 4 kV、陽極尖頭電流 2 A |
| 資料公開状況 | 非公開 |
クライストロン (空胴内蔵全金属反射型クライストロン) 2K25

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1952 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | レーダーに用いられるマイクロ波館の生産については、1952年、通商産業省から補助金(工業化試験)が交付され、飛躍的発展を遂げることができた。1955年には、その技術成果に対し、第2回日本工業技術展にて工業技術院長賞を受賞した。このクライストロンはその量産化に成功したレーダー用空胴内蔵全金属反射型クライストロンである。波長 8,500 - 9,660 MHz、出力 20 mW |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (レーダー用パルスマグネトロン) 725A

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1952 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | レーダーに用いられるマイクロ波管の生産については、1952年、通商産業省から補助金(工業化試験)が交付され、飛躍的発展を遂げることが出来た。1955年にはその技術成果に対し、第2回日本工業技術展にて工業技術院長賞を受賞した。この725Aはその量産化に成功したレーダー用パルスマグネトロンの一つである。全金属型、固定同調周波数、周波数 9,345-9,405 MHz、尖頭出力 40 kW、尖頭陽極電圧 12 kV、尖頭陽極電流 12 A |
| 資料公開状況 | 非公開 |
仙台放電管 (A型仙台放電管) WJ6

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1952 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | A型仙台放電管(センダイトロン)であり、高周波電流を流す機能を持たせた交流点滅放電管である。高電圧・大電流に耐えられるよう、陰極を水銀プールとし、逆電流を流し、且つ、傾斜・動揺に耐えるよう陽極を銅アマルガムとし、起動を容易にさせている。交流スイッチ等に使用された。陰極の種類は水銀溜陰極で、点弧方式は点弧子型である。最大尖頭陽極耐電圧 2,500 V、尖頭陽極電流 1,000 A(パルス幅 10-50μS) |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (広帯域増幅用五極管) 6CB6

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1953 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ビディオ信号増幅のために開発された広帯域増幅用高信頼性五極MT管である。テレビ受像機の高周波増幅、或いは中間周波増幅回路に使用された。相互コンダクタンスが高く、電極間静電容量が小さく、第3グリッドとカソードが別のピンに引き出してあるので、安定で高利得の増幅ができた。陽極電圧 330 V、陽極損失 2.3 W、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.3 A、相互コンダクタンス 8 mS、Fm 121 MHz |
| 資料公開状況 | 非公開 |
受信管 (広帯域電力増幅用五極管) 6R-P10

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1953 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 多重通信用に開発された広帯域電力増幅用高信頼性五極MT管である。70MHz中間周波増幅用として使われた。広帯域増幅のため、特別に大きなFm(figure of merit)が必要となり、電極構造に新しい工夫が取り入れられ、精密な微細寸法が確保されるよう設計されている。1959年に全半導体装置が出現するまで長期に亘り、多量に使用された。陽極電圧 200 V、陽極損失 6.5 W、カソード電圧 6.3 V、カソード電流 0.5 A、相互コンダクタンス 13.5 mS、Fm 162 MHz |
| 資料公開状況 | 非公開 |
マグネトロン (多重通信用パルスマグネトロン) M402

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1953 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 初めて製作された実用可能な周波数可変全金属型マグネトロンである。最初、大阪-姫路間の国鉄マイクロ波帯PPM方式多重無線通信装置に使用された。それまでの通信用マグネトロンはガラス球に封じ込んであったが、これはレーダー用マグネトロンと同様に全金属製とし、レーダー用真空管完成の技術をそのまま活かして作られたものである。波長調整用の空胴回路を内蔵している。また、マグネットを小さくするため、陽極金属管として設計されている。12分割橘型陽極を採用、周波数 6,575 - 6,875 MHz、尖頭出力 100 W、磁界2500G |
| 資料公開状況 | 非公開 |
計数放電管 (デカトロン) DC10A |
|---|

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1954 |
| 種類 | 写真 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ステップ放電管、或いはデカトロンとも呼ばれ、到来する信号またはパルスを計数して読み取ることのできる冷陰極5極グロー放電管である。1950年頃、主として英国で発表された。日本無線(株)では1952年から開発に着手し、1954年にはこのDC10Aを完成させた。デジタル計測が盛んになり始めた時期であったため注目を浴びた。1個の陽極の周りに10個の陰極を円形に並べ、各陰極間に案内極を設け、負電圧を加えることで、放電電流を一定方向に誘引し、放電陰極が順次ステップするようにしてある。多数の電極を配置して、放電の位置によって情報を表示する発想は、その後のプラズマディスプレイの出発点になった。10進シングルパルス、単出力形。最高計数速度は20kbps |
| 資料公開状況 | 非公開 |
サイラトロン (水素サイラトロン) 1G45P

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1954 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | 尖頭陽極耐順電圧 3 kV、尖頭陽極電流 35 Aまでのパルス変調用水素入りサイラトロンである。水素入りサイラトロンは一般サイラトロンと異なり、水素ガスを封入し、正格子構造でパルス用に限定され、その質量の小さい水素は、酸化物陰極を損壊せずに大電流がとれ、消イオン時間が10μS程度の高い繰り返し周波数で動作させることができる特徴を有する。この管の最大パルス出力は 52.5 kWである。レーダーや線形パルス発生器等に用いられた。 |
| 資料公開状況 | 非公開 |
計数放電管 (デカトロン) DK14

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1955 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ステップ放電管、或いはデカトロンとも呼ばれ、到来する信号またはパルスを計数して読み取ることのできる冷陰極5極グロー放電管である。10進シングルパルス、単出力形。最高計数速度は20 kbps |
| 資料公開状況 | 非公開 |
計数放電管 (デカトロン) DK17

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1955 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ステップ放電管、或いはデカトロンとも呼ばれ、到来する信号またはパルスを計数して読み取ることのできる冷陰極5極グロー放電管である。10進シングルパルス、全出力形。最高計数速度は10 kbps |
| 資料公開状況 | 非公開 |
計数放電管 (デカトロン) DK19

| 所在等 | 日本無線株式会社 三鷹製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 製作(製造)年 | 1955 |
| 種類 | 量産品 |
| 製作者(社)等 | 日本無線株式会社 |
| 調査機関団体 | 平成18年度岡本主任調査員調査分 |
| 特徴 | ステップ放電管、或いはデカトロンとも呼ばれ、到来する信号またはパルスを計数して読み取ることのできる冷陰極5極グロー放電管である。10進シングルパルス、全出力形。最高計数速度は1 Mpps |
| 資料公開状況 | 非公開 |
サイラトロン (水素サイラトロン) 3G49P





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