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2006年01月


戦後に山梨に方向探知機の会社を設立それが光電KODENです


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海軍技術研究の中枢にいた元海軍技術大佐伊藤庸二工学博士と技術者たちは、1947年(昭和22年)に光電製作所を創立しました。折しも食料不足の時代、コーデンの無線方位測定機「方探」は航海の安全と漁獲の増大を実現し、画期的な近代装備として急速に普及しました。このことも契機となって、わが国の漁業は近代漁業へ躍進していったといわれています。自由な研究開発と技術活用の場を求め集まった人々はいくつもの独創的な製品を生み出して、今日の基礎を築きました。


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漁業用機器の方向探知機が昔よく入荷してきましたその会社は光電(KODEN)です海もない山梨の会社です・・気になつてましたやはり海軍の残党たちが作った会社でした
海軍技術研究の中枢にいた元海軍技術大佐伊藤庸二工学博士と技術者たちは、1947年(昭和22年)に光電製作所を創立しました。折しも食料不足の時代、コーデンの無線方位測定機「方探」は航海の安全と漁獲の増大を実現し、画期的な近代装備として急速に普及しました。このことも契機となって、わが国の漁業は近代漁業へ躍進していったといわれています。自由な研究開発と技術活用の場を求め集まった人々はいくつもの独創的な製品を生み出して、今日の基礎を築きました世界初、わが国初の製品を次々と開発 画期的なブラウン管式無線方位測定機、わが国初の純国産ロランA航法装置やシンクロソナー、世界初のカラー魚群探知機や船舶用カラーレーダー、米国や日本の市場を制覇したロランC航法装置など、コーデンはトランジスター化・IC化・コンピューター化・カラー映像化といった技術革新を他社に先駆けていち早く取り入れ、エポックメーキングな製品を次々と市場に送り出してきました。コーデンの製品は世界の海でも高い評価を得ています。また、多数の研究開発テーマが国や公的機関による研究助成金の対象となり、いくつもの製品が各国で優秀製品に選定されています。船舶用電子機器業界初のGマーク選定商品も、コーデンの製品です。GPS航法装置でも、衛星の数がまだ揃わない早い時期から船舶用の装置を開発しています
光電
海軍技術研究の中枢にいた元海軍技術大佐伊藤庸二工学博士と技術者たちは、1947年(昭和22年)に光電製作所を創立しました。折しも食料不足の時代、コーデンの無線方位測定機「方探」は航海の安全と漁獲の増大を実現し、画期的な近代装備として急速に普及しました。このことも契機となって、わが国の漁業は近代漁業へ躍進していったといわれています。自由な研究開発と技術活用の場を求め集まった人々はいくつもの独創的な製品を生み出して、今日の基礎を築きました。


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日本海軍の電波技術と伊藤庸二大佐

太平洋戦争の記録をよむと、日本海軍は電信の暗号を解読され、電探(レーダー)で居場所を計測されて、実戦で次々に敗北し、総司令官山本五十六も戦死している。

この海軍の中で当時誰も目を向けなかった電探の開発に心血を注いだ技術将校がいた。

その人は伊藤庸二大佐で、中川靖造著『海軍技術研究所―エレクトロニクス王国の先駆者たち』に比較的詳く紹介されている。

経歴の概要。
伊藤庸二(1901~1955)
明治34年(1901)に千葉県御宿に教育家伊藤鬼一郎の長男として生まれる。
大正13年(1924)東京帝国大学工学部を卒業後海軍造兵中尉に任官した。
昭和2年(1927)に海軍より独逸ドレスデン工科大学に留学し、八木秀次博士の勧めでBK振動の発見者であるバルクハウゼン教授に師事し、特殊振動管の研究を行い、工学博士号を取得した
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戦中は海軍技術研究所の技術大佐としてマイクロ波レーダーの開発に携わると共に、マグネトロンの研究に没頭し、大戦末期には海軍技術研究所島田分室で大出力マグネトロン「Z装置(怪力光線)」の開発を指揮した。
(戦後は光電製作所を立ち上げ電波方向探知機の製造を行うと共に、財団法人資料調査会の役員として帝国海軍に関わる資料の保存・研究に尽力した。防衛技術研究所の開設が決まると、その初代所長への就任を要請されたが昭和30年(1955)5月9日に54才で急逝した。
なお、戦前日本無線で当時世界最高出力の水冷式マグネトロンを開発した中島茂は伊藤庸二の実弟である。)

伊藤は電波技術を索敵、攻撃兵器に応用すべきと早くから提唱していた人物で、昭和十五年、遣独軍事視察団に随行した際、実戦配備されていた「ウルツブルグレーダー」を目の当たりにし、その兵器としての威力に衝撃を受けた伊藤は、ウルツブルグレーダーに関する詳細な報告書を作成、艦政本部に提出した

当初は艦政本部は、そんなものは暗闇に提灯をつけるようなもので、海軍の伝統である奇襲攻撃には向かないと、取り合わなかった。
伊藤は研究所内に伊藤教室をつくり、若手の電波技術教育の充実を行い、さらにバルクハウゼン博士の招聘を行い、ドイツ海軍が夜間でも電波で測距できる装置を開発したらしいという話を聞きだしたたりした。
このような情報活動と、陸軍が電探の研究に着手したこともあり、海軍上層部でも電探技術の重要性が徐々に認識されるようになり、昭和十六年八月、ようやく海軍省は「電波探信儀研究着手」の訓令を発し、九月には伊藤を主任として電探兵器の開発が開始された。
この頃ワシントン駐在の海軍武官が米海軍の装備をよく調べると、おかしなアンテナが各軍艦のマストについていることがわかった。真珠湾攻撃の4ケ月前のことである。

伊藤らは、戦時中は海軍技術研究所電子部にあって、電探の研究開発に全力投球した。
昭和17年4月に米軍機の東京初空襲があったが、房総と三浦半島に設置された電探は、まだ敵機を補足出来なかった。

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この年軍艦伊勢と日向につけられた電探は、35Kmの戦艦は検知できたが、航空機は補足出来なかった。
この両艦はアリュ―シャン列島の作戦にでて、濃霧のなかを無事撤退することができた。

さらなる改良研究や量産に消極的だった艦政本部も、米軍がガダルカナル上陸作戦で使用した地形判別マイクロ波装置に驚き、漸く組織改正や予算増強にのりだした。昭和18年5月のことである。

陸上見張り用は、4号機までつくられ、それなりの実績を残した。
船艦装備の見張り電探は、潜水艦、海防艦、駆潜艦に使用された程度で終わった。
対空射撃用電探は英国式を模倣したが、実用化までに至らなかった

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伊藤らは、原爆や殺人光線の開発研究会「Z研究」を立ち上げたが、大風呂敷と批判された。
何とか島田技研の建設と人集めにこぎつけたが、終戦をむかえた。
しかしこれは戦後の復興に役立てられたという。


伊藤大佐は電探の開発で有名だが、米太平洋艦隊所属艦艇の発信電波を解析する算式、『"W"測定』(共同研究者である和智恒蔵大佐の頭文字を取って"W")の考案者の一人である。

この測定理論で、真珠湾作戦に先立って、在ハワイ太平洋艦隊の在伯状況を調査するのに利用され、伊藤大佐の電波伝播研究にも応用されていたという。
幕末から明治維新後に、日本が急速に電信技術を取り入れて、世界のトップレベルになっていたのに、昭和になって遅れをとったのは何故だろうか?


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株式会社光電製作所(コーデン)は、旧海軍の優れた電子技術の平和利用・民間利用を目的として1947年(昭和22年)に創業しました。以来、世紀を越えて、コーデンは独創性を重視した事業を展開しています。



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海軍技術研究の中枢にいた元海軍技術大佐伊藤庸二工学博士と技術者たちは、1947年(昭和22年)に光電製作所を創立しました。折しも食料不足の時代、コーデンの無線方位測定機「方探」は航海の安全と漁獲の増大を実現し、画期的な近代装備として急速に普及しました。このことも契機となって、わが国の漁業は近代漁業へ躍進していったといわれています。自由な研究開発と技術活用の場を求め集まった人々はいくつもの独創的な製品を生み出して、今日の基礎を築きました。


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画期的なブラウン管式無線方位測定機、わが国初の純国産ロランA航法装置やシンクロソナー、世界初のカラー魚群探知機や船舶用カラーレーダー、米国や日本の市場を制覇したロランC航法装置など、コーデンはトランジスター化・IC化・コンピューター化・カラー映像化といった技術革新を他社に先駆けていち早く取り入れ、エポックメーキングな製品を次々と市場に送り出してきました。コーデンの製品は世界の海でも高い評価を得ています。また、多数の研究開発テーマが国や公的機関による研究助成金の対象となり、いくつもの製品が各国で優秀製品に選定されています。船舶用電子機器業界初のGマーク選定商品も、コーデンの製品です。GPS航法装置でも、衛星の数がまだ揃わない早い時期から船舶用の装置を開発しています。


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また、コーデンは、わが国のコンピューター史にもその名を残しています。1957年(昭和32年)には、早くも真空管に替わるパラメトロン素子を使った実験機を完成し、1960年(昭和35年)には科学計算用コンピューターKODIC-401を開発しました。この伝統あるデジタル技術は、通信ネットワークの分野でも結実しています。


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情報信号処理技術と海洋の厳しい条件下で使われている測位測距測深技術が交流することにより、ピラミッドや古墳の調査で一般にも知られるようになった地中埋設物探知装置「地中探査レーダー」、最先端の土木工事で活躍する「超音波側壁測定装置」、大型タンカーの安全接岸を実現した船舶接岸誘導システム「レーザー接岸速度計システム」、電波監視に活躍する「陸上用無線方位測定装置」など数々のユニークな製品も生まれています

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日本初の3次元パノラマプロッターや超高精度レーザー距離計の開発など、コーデンの技術への挑戦は絶え間なく続いています。今、「技術」は、確かな知性と感性の下で自然と共存しなければなりません。19世紀前半、一見遠いと思われる数々の対比的な事象(例えば自と他、利と害など)はそれぞれ違った世界にあるのではなく実際には連続した一つの円の内にある、ということを述べた二宮尊徳の思想も、「技術」と環境との調和が欠かせない現代に通じる考え方の一つといえるでしょう。「技術」と環境との調和を図りつつ、「技術」に求めれられる使命と責任を果たしながら、未来を拓くエレクトロニクス企業としてコーデンはこれからも力強く前進していきます。


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「電波・音波・光」によるセンシング技術と情報信号処理技術、そしてこれらの応用技術を研鑽し「技術のコーデン」として、積極的な開発を行っています。


  • 測位測距測深技術
  • (「電波」「音波」「光波」=波動によるセンシング技術)超音波・電波・レーザーを使用して、より正確な位置情報(Dimensions/Distance/Depth)を知る技術です。

  • 情報信号処理技術
  • 急速に進歩するIT社会の中で、情報信号をより安全・確実に保持・伝送する技術です。


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当社は東京工業大学と共同で、携帯電話の位置を座席レベルの精度で特定するシステムを開発しました。昨今、受験生が試験中に携帯電話でネットやメールを使用する事件が発生し、大学入試センター試験では携帯電話の持ち込み制限や監視強化が行われるなどしています。この技術は、試験会場の四隅と中央に複数のアンテナを設置して携帯電話が発する電波を捉え、どの座席で携帯電話を使っているかを特定するものです。従来方法では誤差が約3メートル生じ、試験会場の座席間隔(約80センチ)より大きいため座席を特定できませんでした。今回のシステムでは、あらかじめ座席ごとに携帯電話の電波伝搬状況を調べてデータベースを作成します。そして実際に受信した電波の特徴をそのデータベースと照合する手法により、座席を特定する精度を向上させました。入試会場を模擬した実証実験では平均誤差約42センチとなり、従来の方法に比べ約10倍の高精度を得て座席の特定もほぼ可能になりました。尚、本システムについては東京工業大学からもプレスリリースが発表されています。(2012.03)



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この高精度レーザー距離計は、当社が独立行政法人科学技術振興機構(JST)の委託を受け、東北大学の研究成果であるFSFレーザーを距離計測システムに応用・実用化して2006年9月に発表したものです。本開発により光ファイバ中10kmにおいて0.01mm精度での安定した距離計測性能を実証しました。また、本装置を高精度レーザースキャナー(注)と組み合わせて構成した光3次元座標計測装置により、精度50umの3次元点群が160点/秒で得られることも同期間中に実証されました。これらにより、レーザー距離計測システムとしての極めて高いポテンシャルが証明されたことになります。(2007.05)

(注)開発:
東北大学電気通信研究所伊藤・四方研究室
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ


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世界の海で高い評価を得るコーデンは、これからもマリンエレクトロニクスの最先端を走り続けます。


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陸上用無線方位測定装置
電波利用の著しい増大に伴い、違法電波の監視や電波の有効利用などは大変重要なテーマです。コーデンの陸上用無線方位測定装置は、広く世界でも活躍しています。
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情報セキュリティーソリューション


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お客様の高度なご要望にお応えし、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークなど広範囲に渡りセキュリティ関連のカスタム製品をお届けします。長年培ってきた通信・電波技術の豊富な経験や技術基盤と最先端のテクノロジーを融合して綿密なコンサルティングを行い、開発設計・生産・保守のライフサイクル全体に関しても最良の情報セキュリティソリューションを提供します。



中小企業向けBYOD対応メッセージアプリケーション

KODENは在宅勤務や外出先で行われる業務連絡に安心と安全を提供します。また社内情報を安全に共有できる仕組みを兼ね備えています。機能は非常にシンプルですが、情報の安全を第一に考えたソーシャルネットワーキングサービスです。


多言語同時翻訳アプリケーション

SmaLingualシリーズ



総務省(NICT:国立研究開発法人 情報通信研究機構)開発の多言語音声翻訳エンジンを搭載したサーバーを利用し、1対1はもちろん、1対多での会話(チャット形式)を同時に実現し、主にスマートフォン(アンドロイド端末・iOS端末)やPCを利用した翻訳システム。

特徴


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測位測距測深技術と情報信号処理技術が交流して生まれた、ユニークな製品をお届けします。


DM-602RR/604RR


超音波側壁測定装置は、掘削孔の中心に吊り下げた送受波器を上下移動させながら超音波を発射して正確な垂直断面を記録する装置です。工事の高品質化・工期の短縮・工費の削減に大きく寄与します。国内はもとより広く世界各地の土木・建設工事現場で活躍しています。

掘削孔の鉛直性や断面形状を、正確に測定・表示・記録します。従来困難とされてきた高濃度、高比重の泥水や安定液の中でも、鮮明な記録が得られます。

壁面エコーとノイズを自動識別する信号処理回路を採用。常に安定した記録が得られます。

小口径パイル孔の測定時に障害となっていた発振線エコーの除去回路を新たに採用。スイッチを投入するだけで、発振線エコーを除去が可能です。

ウインチに吊り下げられたセンサーは、着底位置と格納位置で自動的に停止します。非常時には、非常巻き上げ機能を使用してセンサーを最速で巻き上げることができます。

測定したデータは、パソコンに出力可能。サーキットブレーカーの採用により、面倒なヒューズ交換も不要です。



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イラク サマーワでの自衛隊です

http://www.jda.go.jp/jgsdf/iraq/iraq_index.html

動画
http://www.jda.go.jp/jgsdf/japanese/gallary/movie/iraq/180101iraqhpcd.mov

ゴラン高原UNDOF
http://www.jda.go.jp/jgsdf/japanese/gallary/movie/iraq/180101undofhpcd.mov

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ARISSでは国際宇宙ステーション(ISS)から「宇宙服衛星」(SuitSat-1)を打ち出す計画を進めていましたが、2月上旬に国際宇宙ステーションから放出され、宇宙服衛星SuitSat-1が誕生します。
 SuitSat-1は国際宇宙ステーションに残されている使用期限が切れたロシアの宇宙服(Russan Orlon Spacesuit)に、アマチュア無線の送信機を装置した衛星で、寿命は電源の電池が切れた時か、大気圏に突入して燃え尽きるまでという数週間(計画では1~2週間程度)の衛星です

http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/suitsat-1.htm

NASATV
http://www.nasa.gov/55644main_NASATV_Windows.asx

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管制です

NAVYニュース

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