2023年03月17日 H3ロケットの原因は過電流か H2Aとの共通機器に異常の可能性も H3ロケットの原因は過電流か H2Aとの共通機器に異常の可能性も2023年3月16日 21時16分 日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機が打ち上げに失敗した原因について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、2段目のエンジンが着火直前、搭載機器の一部で大きな電流が生じ、着火しなかった可能性が高いことを明らかにしました。これらの機器は、運用中のH2Aロケットと設計がほぼ同じだということで、影響がないかも含めて詳しく調べる方針です。日本の新たな主力ロケット「H3」初号機は今月7日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げは失敗しました。JAXAは、16日開かれた文部科学省の有識者会議で、これまでの調査結果を報告しました。この中でJAXAの担当者は、飛行時のデータの分析から、2段目のエンジンが着火しなかった原因は、搭載された機器の一部で大きな電流「過電流」が生じ、必要な電気が送られなかった可能性が高いことを明らかにしました。これらの機器は、運用中のH2Aロケットと設計がほぼ同じだということで、今後のH2Aの打ち上げに影響がないかも含めて原因を詳しく調べる方針です。JAXAの佐藤寿晃事業推進部長は「H2Aから変更した点が原因で異常が起きた可能性がある。H3の原因究明を進めながら、今後の打ち上げ計画を検討したい」と話していました。文部科学省 報道発表【H3ロケット1号機】打ち上げ失敗 2段目エンジンへの着火が確認されず開発責任者「まだ見当つかない」『H3初号機』打ち上げ失敗…第2エンジン着火せず爆破(2023年3月7日)打ち上げ失敗のH3ロケット「エンジンに棲む魔物」とは?コストカットとパワーアップ両立目指した最新技術とは?【サンデーモーニング】「H3」ロケット試験機1号機打ち上げできず 先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載(2023/2/17)ANN/テレ朝ロケット打上げの現場から – H3ロケット機体編ロケット打上げの現場から –大型ロケット発射場編0:03 / 1:45ロケット打上げの現場から – RCC(総合指令棟)編ロケット打上げの現場から –だいち3号編ロケット打上げの現場から –食堂(宙飯屋)編ロケット打上げの現場から –ロケットの丘編種子島宇宙センターからロケットが打ち上がるまで Preparing for the Launch at the Tanegashima Space CenterJAXA担当者が涙の会見 H3初号機打ち上げ中止「ブースターに着火せず」 鹿児島・種子島宇宙センター|TBS NEWS DIG 【H3ロケット】開発の裏にあった真実とは… 技術者の4年間 JAXA×三菱重工 #中京テレビドキュメント カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 記事の評価 リセット リセット 顔 星 情報を記憶 コメントを投稿する
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